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2006年10月23日 (月曜日)

妊娠26週目

旦那さまの調子は週末からあまりよくありません。血痰が出たり咳き込むことが多くなりました。あばらの痛みもあるようです。

ついつい心配で「大丈夫?」と何度も聞いてしまいます。

旦那さまがわずらわしく感じていると分かっていても。。。

自家がんワクチンも最後の3回目の注射が終わりました。あとは本当に効果を期待するばかりです。

今日は久しぶりに妊婦生活について。

今日で妊娠26週に入ります。

7ヶ月半にして既に体重も5キロ増。どうにか産むまでに8キロ増までに抑えたいと思っていても、3時間置きにお腹がすいてしまう。。。そして特に餡子が食べたくて。

妊娠すると身体は日々変化していきます。女性はいつも「若く綺麗でいたい」と願い、ダイエットをすることもあるけれど、母になるときは必ず大きなお腹を抱えます。

なんとも母になるというのは覚悟が必要なことなんだと感じてしまいます。笑

旦那さまはこまめにお腹の赤ちゃんに声をかけ、大きくなってきた私のお腹にキスをしてくれます。「おはよう」「元気か?」「おやすみ」「早く出てこ~い」

「いやいや、まだ出てこられちゃ困るから」と私。

こんなやりとりをしているとココロが満たされている自分に気付きます。

私は流産して以来、その後遺症(?)からかずっと下腹部痛があり、それは妊娠が判明してからも続きました。流産したときの感覚がよみがえってきては不安で過ごしていました。

唯一病院で見るエコーで元気に動く赤ちゃんを見てほっとしていました。

そして旦那さまの病気の告知・入院と精神的にも乱れる日々が続いていて、子どもが元気に育つのかとにかく不安でした。

つわりが比較的軽くおさまったのも正直、それどころではなかったんだと思います。

その頃はまだ仕事もしていたし、仕事と病院の行き来でつわりで寝込んでなんていられなかったんだと思います。まだペーパードライバーで運転して病院へ行くなんてできなかったですし。

今思えば妊娠初期の不安定な時期にあれだけ色々なことがあって、それでも元気に育ってくれたんだから、きっとこの子は健康に生まれてくるだろう。と思います。

早く顔が見たいけど、まだまだお腹でママの栄養一杯とって大きくなってね。

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2006年10月17日 (火曜日)

穏やかな日々

先週、定期健診のため主治医の診察を受けに行きました。

肺に転移しているがん細胞の成長速度がとにかく気になっていたのでかなりの緊張。もちろん旦那さまの方が不安が大きかったと思います。

普段から無口な人がさらに無口になり、普段あまりやらなかったゲームに夢中になっていきました。夜眠れないこともあったようです。

10月に入ってから転移している右肺のあたりであばら骨のあたりに痛みが出るようになり、咳も頻繁に出るようになっていました。

旦那さまが咳をするたびに私は身が縮む思いです。この咳は転移によるものなのか・・・どうしても悪い方向に考えてしまう自分がいます。

頼みの綱は、今治療している自家がんワクチンが効果を出してくれること、会社の方が連れて行ってくださった金毘羅院でしたお祓いのことでした。

自家がんワクチンの効果はそうそう早く出るものではありません。あとは祈るばかりです。上半身の筋力トレーニングもあばら骨の痛みがあるためにできず、微熱も続くため外出も控え、旦那さまのストレスが溜まっていくのを感じました。

免疫力向上のために野菜中心の食事をすること、爪もみ療法、今はそのくらいしかできません。

あとは毎日朝晩、作ったばかりの神棚に祈り、毎食事前の「いただきます」「ごちそうさま」の時に金毘羅院からいただいたお箸に祈るばかりです。

どうかこの穏やかな日々が続きますように。。。

検査結果はやはりがん細胞の進行を認めるものでした。前回直径1.8ミリ程度のものが2.2ミリに成長していました。

手術前になかった肺の転移が約1ヶ月半程度で1.8ミリに成長したことを考えれば、それから1ヶ月経って4ミリ程大きくなったのは旦那さまが想像していたものより遅い進行でした。

これも金毘羅院のお祓いと、自家がんワクチンが効いているのだと信じています。

ただ右肺に水が溜まっていました。あばら骨の痛みはこのためだったようです。やはりあまり動かないほうが肺への負担が少なく済むとの事で、もう少し息苦しくなるようであれば水を抜きましょうとのことでした。

どうかどうか、旦那さまがこれ以上痛い思い、苦しい思いをしませんように。。。

祈るばかりの毎日です。

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2006年10月 6日 (金曜日)

改めて思うこと

幸せってなんだろう。。。。

旦那さまが病気になる前には、お金があって、悩みも少なくて、でも仕事が楽しくて、旅行に行ったりできれば、幸せだなぁなんて思っていました。

でも、今思うのはまったくそういうことじゃなくて、元気に笑顔で生活できたらそれだけで幸せだなってココロから思います。旦那さまが隣にいて何の刺激もなくていい、ただそばで一緒に生活できることがすごく幸せなことだと思います。

旦那さまは足を失いました。それこそ両手両足があって、目が見えて、耳が聞こえて食事をおいしく食べられる。それだけでも幸せなことなんです。

だからって今不幸せか?と問われれば、そうではないと答えます。確かに気に病むことは多く、つらい思いをすることは多いけれど、隣に旦那さまがいて、二人で出かけられること、笑い合えること、食事ができること、それだけで幸せだと感じています。

旦那さまに出会えて結婚できたこと、一緒に生活できることに本当に感謝したい。そんな気持です。

なんだかすごい惚気方ですが、今旦那さまと一緒の時間が多くなってココロから思うことです。

病気になって得られるものって必ずあります。

一時期はなんでこんなめずらしい病気に・・・と思い、それがすべてこれまでの自分の生き方が中途半端であったための罰なのか・・とも思ったことがありました。

でも今は、病気になる人は、その病気に勝てる精神力を持った強い人であり、健康であれば知ることのない幸せを感じることのできる選ばれた人であると思えるようになりました。

昨日自家ガンワクチン2回目の注射をしに病院へ行ってきました。1回目の注射跡を見た先生が良い反応をしているのではないか?と言ってくれました。

今はただただ今回の治療が旦那さまに効いてくれることを祈るばかりです。

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