2007年5月14日 (月曜日)

またしても・・・

金曜日の夜から発熱。

夕方まではまったく元気だったのに、なんか夕飯時に食欲ないなぁ・・・なんて思ってたらお風呂あがりにいきなり寒気。

季節外れにフリースを引っ張りだして21時に就寝。

最近チビタは沢山寝てくれるようになりました。

6~7時間続けて寝てくれるからかなり楽。

だからこの日もチビタが寝付いたのと同時に布団を肩までかぶり“気のせい気のせい”と言い聞かせながら寝ました。

途中、身体がつらくて目を覚まし熱を測れば38度6分。時計を見ると23時。実家に電話しようかと迷いながらまたウトウト。

明け方になってチビタが泣いたので起きて授乳。明らかに身体が重い。

産科の先生に授乳を続けてもいいという風邪薬をもらっていたことを思い出してかなり早めの朝食を食べて薬を飲みました。このときも熱は38度を越していて、薬が効いて熱が下がってくれるのを待ちました。

チビタも様子がおかしいのが分かるらしく朝からいい子。そしてウトウトする私に倣ってよく寝てくれました。熱は37度7分まで下がって、よし、大丈夫!このまま下がるな。と思っていたのに・・・

夜になって気付けば39度4分。あわてて駆けつけてくれた実家の母が来てくれた頃には顔も真っ赤。ほとんど動けない状態。

土曜日の夜、病院はもうやっていないけれど、あまりの高熱&世間の麻疹の流行を心配して救急で診てもらうことにしました。

父に病院まで連れて行ってもらい、病院で再度熱を測ると39度6分。

熱に強い私もさすがにこの数字を見たらクラクラしちゃいました。

なんでこんなに・・・?

先生は発疹が出たら間違いなく麻疹だけど、今のところはなんとも言えない。ということでとりあえず授乳をやめて解熱剤で熱を下げることに。

家に戻って無理しておかゆを口に入れ薬を飲んだらたちまち汗をかきはじめ、みるみる熱は下がっていきました。

ほっと一息。この日は母が泊まってくれて身体もかなり楽になりました。

今日はもう熱が上がる様子もなく発疹も出ていないのでただの風邪だったようです。

今高熱の出る風邪がはやっているそう・・・。

ただ、3月末にも38度を越す熱を出している私。

「風邪は万病のもと」

病気を発症する前の母も、肉腫に気付く前の旦那さまも、インフルエンザワクチンをうちながらインフルエンザにかかりました。そしてその後も何度か風邪を引いていました。

免疫が下がっている証拠だったのです。

立て続けに高熱を出す私を心配して母から「きちんと検査しなさい」と厳しく言われてしまいました。

多分疲れがたまっているだけなんだけど・・・と思いながら、心配するのも無理は無いと思って今日、血液検査してきました。

自分が思ってるほど自分の身体って強くないんだなぁ。。。

私が身体を壊せば家族に迷惑がかかる。もっと強くならなくちゃ。

同じことを3月の時の記事にも書いた気がする・・・全然改善されてないじゃん!反省反省。泣

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2007年4月19日 (木曜日)

先天性鼻涙管閉塞 その2

本日、行って来ました!再度眼科へ。

軟膏をつけてのマッサージの効果があったかどうか。

・・・明らかに効果なし。

少しよくなったかな?と思っていたけど、ここ2・3日でまた目やにが増えていました。

先生にも「あまり効果ないみたいで・・・」と話すと、ブジーの処置をするかどうかという話になりました。

ブジーというのは下まぶたの目頭側になる小さな穴に細い棒を通し、詰まりの原因である残存膜などを取り除く処置です。

先生に色々聞きました。

成長過程で治るかもしれないなら今する必要があるのか?

目に傷がついたりすることは無いのか?

一度開通させてもまたふさがってしまうということはないのか?

先生は

        成長過程で治るかもしれないし、治らないかもしれない。

        成長過程で治るかもしれないけど、既に涙のうに膿がたまっているので、あまり長い間膿がたまった状態というのはあまり良くない。

        前回のようなみの虫状態で子どもを固定して処置をするから月齢の早いうちのほうが固定しやすい。

        目に傷がつく場合というのは子どもが暴れてしまって眼球に傷がつくということ以外はあまりなく、であれば固定しやすい今の方が安全性は高くなる。

        一度処置を行えば、何か別の病気にならない限り再び閉塞するということはない。

結局、今やるべきなんだな。と納得し、先生に今日処置をお願いしました。

今日のチビタはご機嫌で、若くてかわいい看護師さんに押さえつけられて、ほっぺを撫でてもらっている間はご機嫌に笑っていました。

でもいざ目に細い棒を入れるときはさすがにおお泣き。

「落着いて、息してね~」

と思わず声をかけてしまうほど顔を真っ赤にして泣き喚いていました。

やがて鼻から鼻血が・・・

驚く私に先生は「たまにあることですから大丈夫ですよ」と。

処置が終わって、再度前回と同じように開通しているかどうかの検査をしました。

1日に2回も針を目に通すって・・・可愛そうなチビタ。

そして無事に開通したことが確認されました。

チビタはよだれと鼻血を出しながらまだ泣いていました。

あわててふき取り抱き上げると、ケロッとしてウトウト。

「がんばったね~」と声をかけても既に夢の中。笑

先生から抗生剤の目薬をもらって終了。

なんだか親子で疲れて家に帰ってからは2人で昼寝。

これでようやく目やにに悩まされることもなくなるんだと、ほっと安心しました。

この恐怖体験がチビタの記憶に残らないことを祈ります。笑

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2007年4月 9日 (月曜日)

先天性鼻涙管閉塞

チビタは退院してからすぐに左目から黄色い涙&目やにが沢山出ていました。

朝起きたときは目やにがかたまって目が開けられないほど・・・

生後

2週間で小児科へ行くと炎症を起こしているとのことで抗生剤の点眼薬を処方してもらいました。点眼後はすぐに症状もよくなり、安心していたのですが・・・

点眼薬を使わなくなって

1ヶ月近くたつ頃、またも左目から黄色い涙&目やにが。

気になって今度は小児眼科をやっている眼科へ行きました。

先生から「先天性鼻涙管閉塞」という言葉を聞き、症状の説明、治療の説明を受けました。

文字通り鼻涙管が閉じていて涙が流れない病気です。これにより膿がたまることもあるそうです。症状としては目やにがたまったり、目に涙があふれている状態になります。

片目だけにこの症状が起こる場合はこの病気をまず第一に疑うということでした。

そして先天性鼻涙管閉塞かどうかを検査するために、細い注射針のようなものを目頭から入れて検査することに・・・

もう検査の内容を聞いただけでぞっとしました。

チビタは病院でもずっと熟睡。。。寝ている状態で検査台にのせ、手を下に伸ばして身体が動かないようにバスタオルでぐるぐる巻きに。まるでみの虫状態。笑

目頭から針を通すので暴れないようにするためです。もし暴れたら・・・考えるだけで怖い。先生に何度も「目に傷がつくことは無いんですよね?」と聞きました。

そしていよいよ検査。

私は見ていられなくなりました。先生がそれに気付いて「あちらで待っていてもいいですよ?」それでも「大丈夫です。」と言ってチビタのそばに居ることに。

チビタも状況を察知したのか大泣きし始めました。

先生に「声かけてあげて」と言われ、「大丈夫だよ~」なんて声をかけてみるものの、目に針を入れると考えただけで怖くなって震える私の声では「逆に不安になっちゃうかな」なんて先生に言われる始末・・・笑

大人

2人がかりでチビタが暴れないように押さえつけられていました。

それでも必死に右手をバスタオルから出そうと抵抗しているチビタ。

この検査って、大人だったら本気で怖くて受けられないな・・・なんて思いながらじっとチビタを見守りました。

大泣きしつつもどうにか針が通り、水

(?)のようなものを注入。同じ検査を両目で行いました。右目は特に問題なし。でも左目は注入したものと膿のようなものが目から溢れ出てきました。それは鼻涙管が閉塞していることを意味しました。

先生は「残念だけど、膿もたまってるわね~」と。

とりあえず、軟膏をつけてマッサージをして

2週間ほど様子を見ることになりました。

この病気は成長していくうちに自然と鼻涙管が開通して治ってしまうことが多いそうです。

それでも治らない場合は今回の検査と同じような感じで針を通して開通させる処置が必要になるとのこと。

あれをまたやるのか・・・と思うと気が滅入ります。

マッサージでなんとかうまく治ってくれることを祈るばかりです。

それにしてもチビタ、頑張ったね。

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2007年4月 2日 (月曜日)

久しぶりに・・・

やってしまいました、高熱。

去年1年は風邪ひく暇もなかったっていうのが正直なところで、考えてみたらその前までは年に1・2回は高熱を出し、2ヶ月か3ヶ月に1回は軽く風邪をひいていた私。

散々な1週間となってしまいました。

月曜日

明け方から体の節々が痛くて寒気。朝からグングンと熱は上がっていきました。

インフルエンザだったらやばいな~。

でも喉も痛く無いし、咳も出て無いし。もしかして乳腺炎かも・・・?と淡い期待をもちつつ、通っている助産師さんに電話をして行くことに。

助産師さんからは「乳腺炎ではなさそうね。葛根湯でも飲んであたたかくして寝てなさい」と言われがっかり。

家に帰ってから全身の痛みはさらにひどくなり、たまらず病院へ。インフルエンザの検査をしたら結果は陰性。ほっとしたのも束の間、先生からは「発症から24時間以内だと陰性になることがあるからね。」と。私が「ワクチンを11月に受けているんですけど・・・」と言っても「ワクチンの効果は3ヶ月くらいだから調度切れてきてるかもね。症状から言ってたぶんインフルエンザだよ。」

「・・・。あの~もうすぐ2ヶ月の赤ちゃんがいるんですけど・・・授乳もしてるんですけど・・・薬は・・・」

とても怖くてタミフルなんて飲む気になれない。

先生はタミフルでない抗インフルエンザ薬と解熱剤、胃薬、すべて授乳を続けても良い薬を処方してくれました。

あとはおっぱいから薬の抗体が子どもにいくことで子どもがインフルエンザにかからないことを祈るしかない。と言われてしまいました。

火曜日

朝から具合がよく、熱も微熱程度。薬が効いてるおかげか、身体も軽くほとんど治ってきているような感覚でした。でも母は心配だから。と私とチビタを実家へ連れ戻しました。体調はかなりよくて、夜になっても熱はあがらず、やっぱりインフルエンザじゃないじゃん。よかった~と安心していました。明日には家に戻れる♪と思っていました。

水曜日

朝から明らかに身体が重い。熱を測ったら38度5分。もう何もできず、本当にチビタの授乳だけ。眠くてぐずろうが抱くこともできず、すべて母まかせ。実家に戻ってて助かった・・・。熱はそれ以上上がることはありませんでしたが、なかなか下がらず、食欲もまったくなくなってしまいました。それでもがんばって食べたものも戻してしまう始末。ず~っと「まいった~」とつぶやいていました。

木曜日

熱が下がってどうにか動けるように。それでも食欲はまったくなくて、こんなに食べて無いとおっぱいも果たして出ているのか?という状態。それでもインフルエンザの抗体が含まれているかもしれないからと授乳だけは続けつつ、それ以外のことはやはりすべて母まかせでした。一日が眠る&授乳で終わりました。

金曜日

今度は前日の夜から熱が35度台と低くて頭痛。それも昼頃には収まり家に帰ることに。母は「もう1日大事をとって・・・」と言っていましたが、この日は旦那さまの月命日。4日も家に一人にしてしまったので、どうしても帰りたかったのです。

4日ぶりの家で旦那さまの前にチビタと座り「久しぶりにやっちゃったよ~。つらかった~。どうかチビタにうつりませんように。。。チビタを守ってね。」と話かけました。

結局インフルエンザだったのかどうかはよくわかりません。

ココロが弱っていると身体も弱っちゃうんですね。

そして身体が弱っているとココロもさらに弱ってく。

私が動けなくなると回りにも迷惑がかかるし、何よりチビタがかわいそう。

ココロも身体も強くならなきゃ!と改めて思った1週間でした。

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2006年12月19日 (火曜日)

遺伝子治療薬

先週の木曜日、「ん?なんかできてる!」旦那さまが言いました。

「なに?」と見てみると、右肺の胸水を抜いた際にドレーンを刺したあたりに触ってわかるしこりが。。。

嫌な思いがよぎるのをごまかして、「明日受診しよう。」

翌日病院へ行くと「多分腫瘍でしょう」との先生の言葉。

・・・なんでこんなに旦那さまはつらい思いをしなくちゃならないんだろう。

先生曰く、軟部肉腫というのはやはり筋肉や骨との相性が良いらしく、どうしても外側に出てきてしまうらしいのです。

先生からは「今は左肺を守ることが第一優先」といわれました。

でも既にこのしこりが松葉杖歩行時に松葉杖と当たる部分らしく、旦那さまとしてはどうにかしてこの腫瘍の進行を止めたい。

以前ソケイ部の腫瘍が表面に出てきて座るのに違和感があったときにそうしたように、放射線治療で腫瘍の大きさを抑えられないか。と思いました。

そして先生に相談。正直今の旦那さまの体力では放射線照射を長く行うことができないかもしれない。といわれました。

それでも今ほとんどの生活範囲が家のソファーだけ。唯一トイレへ行くときの松葉杖まで取り上げられてしまったら・・・そう考えて先生に放射線治療を依頼しました。

年内の早いうちに治療をはじめたいと無理を言って、明日打ち合わせをしてきます。

残念ながら次から次へと腫瘍は進行しているのは事実です。旦那さまの体力も日に日に落ちていっているのを感じます。

身体も細くなって・・・

既に階段の昇降は不可能に。シャワーを浴びるのも、排便時にも呼吸が乱れ、1週間前から家に酸素供給装置(酸素濃縮装置)を入れて緩和している状態です。

後ろを振り返っても仕方の無いことだとは分かっていても、9月の肺転移確認、10月の胸水がたまってしまった頃から、こんなにも急激に旦那さまが弱ってしまったのはなぜ???と思わずには居られません。

足の切断手術の時、「今が一番つらいときだろう」と思っていました。でも蓋をあけてみたら、あれは始まりだったんだなって思います。咳と痰、薬の副作用もあってか吐き気に苦しみ、夜も2時間置きには起きてしまう旦那さまのストレスも限界に近づいています。

ただ、来月には生まれてくるお腹の子のために、そして私のために必死でがんばってくれています。

何かうつ手はないか・・・今の旦那さまの状態で抗癌剤治療は副作用でさらに弱ってしまうことを考えると怖くてできません。

そんなときに、自家がんワクチンを注射してくれたクリニックの先生から、新しい治療法の提案がありました。

日本では未承認の遺伝子治療薬です。もちろん自費診療になります。

でもこれまで軟部肉腫の患者さん2名のうち2名ともに奏効が出たということで、期待できるのでは?とのことでした。

さっそく先週の土曜日に説明会に参加してきました。日本ではまだ一つのクリニックでしか取り扱われていない薬です。

そのクリニックの先生にその後すぐに連絡をして今週の土曜日にセカンドオピニオンを受診してきます。旦那さまの今の全身状態を含め話をして、その新しい遺伝子治療薬を試してみようと思っています。

今の旦那さまの苦しさが少しでも楽になるのなら・・・何でも試してみようと思っています。

旦那さまの強いココロを信じて。奇跡が起こることを信じて。

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2006年12月10日 (日曜日)

ありがとう

まもなく妊娠33週。
いよいよ9ヶ月に入っています。

先月の超音波検査でチビタの顔を久しぶりに見ることができました。
約2ヶ月ぶりに見たチビタは肉付きも良くなって人間らしくなっていました。
もう1400グラムくらいありました。標準サイズだそうです。今はもっと大きくなっているかな。

このチビタの顔が、なんとも大人顔でおどろきました。
そして鼻は旦那さまにそっくり。
全体の顔は私似で鼻だけ旦那さま???
出てきた瞬間から「どうも~」と敬語で挨拶してきそうな表情です。
赤ちゃんぽい顔とはとても言えない。。。

あ~~~早く会いたい!!

お腹がだいぶ大きくなって動きにくくなってきました。少し太りすぎかも。と反省しつつ、湧き出る食欲を抑えられない・・・

旦那さまが食欲なくて食べられない分、残ったものをついつい食べてしまい・・・
産後に後悔することは目に見えているから今からでも制御しないといけません。
わかっちゃいるけど・・・

11月の旦那さまの入院から精神的に不安定なのを自覚していた私に、友人が次から次へと手を差し伸べてくれました。

私の友人達は普段はあまりベタベタとくっついてくるタイプではないのですが、あるとき突然お見舞いの品を送ってきてくれたりします。
そして、つい2週間前には友人の一人が「病院通いでろくな食生活をしていない私とチビタの為に。」とお弁当を冷凍便で送ってきてくれました。しかも5食分。
もともと料理好きの子で、味も本格的。栄養バランスもばっちりなものばかりです。

そして今週、第二弾!と言って別の友人がまたも冷凍便でおかずや手作りチーズケーキを送ってきてくれました。

もし私が友人側の立場だったら・・・こんなマメなことできないな。と思うと、本当にありがたくて涙が出てきそうでした。

今日は旦那さまの友達が突然我が家に様子を見に来てくれました。
そして昨日も旦那さまの弟に雨の中車の中の荷物を整理してもらったり・・・

今はとにかく沢山の人に「ありがとう」を言いたいです。
誰かに見守られている安心感、遠くからでも支えられているという感覚、ココロが穏やかになるひと時です。

旦那さまの呼吸は相変わらず苦しそうです。
もしかしたら前より苦しくなっているかもしれません。
2階の寝室へ上がるだけでも一苦労。階段を上った後の呼吸の乱れは本当に見ていられないほどです。
寝ているときも咳で目を覚まします。呼吸ができなくなって苦しくて起き上がるようです。
1階で寝ることを考えないと。。。

もう、家に旦那さまを一人にすることすら怖くなっています。
神経質になりすぎかもしれないけれど、誰もいないときに苦しくなったら・・・と思うと一人にできない。
いよいよ義母に助けを求めることになりそうです。

少しずつだけど食欲は戻ってきているので、できる限りのフォロー体制をして、体力を戻していこうと思います。

毎日おなかの子に話かけています。「パパを応援してね。」って。

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2006年12月 8日 (金曜日)

入院そして退院

前回の入院は結局3週間以上の入院となり、30日に退院することができました。

その後、月曜日の外来診察で、右肺の肺炎がおさまっていないこと、相変わらず右肺が膨らまないことをいわれました。
そして今後これ以上の右肺の改善は期待できないということも。
先生からは「左肺を守っていくことを考えましょう。」といわれました。
この状態で左肺に炎症が起こってしまうとさらに息苦しくなってしまい、それが怖いというのです。左肺の腫瘍も大きくなっていることが確認されました。

そして水曜日、旦那さまは再び入院しました。
恐れていたことが起こってしまったかもしれない・・・
朝起きた時、普段あまり自分から身体の調子の変化を訴えない旦那さまが「左肺がぜいぜいする」と言ってきました。
左肺を守らなければいけない。。。
先生の言葉が頭に浮かびました。これで左肺まで機能しなくなったら・・・考えただけでも恐ろしい・・・

急遽病院に電話。先生も早めに受診したほうがいいとのこと。
担当医師に連絡をしてまたもやベッドに空きがないところお願いして一時的に個室に入ることになりました。
相変わらずこの病院の迅速な対応に頭が下がるばかりです。

正直、旦那さまも私も入院したくない。という思いの方が強いです。
薬を飲んで経過観察するなら家に居たほうが食事も取れるし。。。
でも咳・痰の息ぐるしさに加え、吐き気。
左肺ももしかして・・・と考えると家に居ることもリスクになりかねません。

定期妊婦検診の予定をキャンセルして昼過ぎに病院へ。

「外来でなく、直接病棟にきてください。」担当医師に言われて電話を切ってから、私は不覚にも旦那さまの前で涙が止まらなくなりました。
不安と恐怖でいてもたってもいられないのです。

「私が泣いてる場合じゃないよね。ごめんね」旦那さまに言いました。
旦那さまは「いいよ泣いて。」と頭をなでてくれました。
弱い奥さんでごめん。不安なのは旦那さまも同じです。

でも旦那さまは力強く言ってくれました。「奇跡を起こすから。」

病院へ行って看護士さんが胸の音を聴診器で聞いて・・・
「ん?あんまり様子変わってないんじゃない?」
レントゲン撮影の結果を見た先生も「左肺、大丈夫そうだよ。」
「明日採血して問題なかったら、明日帰ってもいいよ。」

・・・拍子抜けでした。

よかった。本当によかった。
今回は良い方向に裏切られました。
前回の受診から大きな変化はないということです。

相変わらず左肺を守らなければいけないという状況は変わっていないものの、朝感じた左肺のぜいぜいした感じは、左肺の肺炎を意味するものではなかったようです。

そして水曜日に緊急入院したけど木曜日に退院となりました。
病院からしたら人騒がせな患者です。。。
でも担当看護士さんは「ちょっとした変化でもこうやって受診したほうがいいから」と快く言ってくれました。

相変わらず旦那さまの咳・痰は苦しそうです。
でも「奇跡を起こす。」と言った旦那さまを信じて、私がメソメソしてる場合じゃないと反省した一日でした。

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2006年11月29日 (水曜日)

退院したい。

今旦那さまの病室には若い人が2人います。

一人は小学校6年生、一人は高校生くらいでしょうか。

先生や看護士さんと話をしている声が聞こえてきます。

「全身麻酔でショック死があるって聞いたことがあって、生検手術の時怖かったけど、生きてたから良かった」

「まさか自分が10代で癌になるなんて思わなかった。5年生存率とか調べると、俺生きていられるのかなって不安になる」

こんな会話が聞こえてきました。胸がつまる思いでした。

癌専門病院のこの病院では多くの人が同じ思いで闘病しています。言葉には出さないけれども旦那さまも同じ気持のはずです。

皆が生きよう、元気になろうと治療に励んでいます。

家族や周りの人間に何ができるのかな。。。と無力感を感じずにはいられません。

先週末も旦那さまは外泊許可をもらって我が家に帰ってきました。ヘモグロビンの数値が普通の人の半分近くまで下がっていて輸血をしてからの外泊でした。

日曜日の夜、外泊から戻ってくると旦那さまのお友達がお見舞いに来てくれたと看護士さんから手紙を受け取りました。

そこには「何もしてあげられないことがつらい」という内容がありました。

皆が「何か助けになりたい」と言ってくれます。そして何もできないことがつらいと言うのです。

私は毎日旦那さまの傍にいて旦那さまと話をしています。

・・・そっか私が旦那さまの傍に居られることって幸せなんだ。

私も旦那さまの病気を治すことができないし、痛みを取り除いてあげることなんてできないけど、傍に居られるだけでも幸せなことなんだね。

他の人は遠くから旦那さまを応援するしかできないんだから。

でもその応援がどんなに旦那さまのココロを励ましてくれているか。その力ってすごく大きい。皆のパワーを少しずつもらって病気と立ち向かえているんだと思います。

旦那さまはその手紙を読んだときにすごく穏やかな表情をしていました。最近咳と痰でつらそうな顔をして笑うことが少なくなっているのを見ている私はその顔を見てほっとします。

あ、パワーもらってるな。って。


旦那さまの胸水はその後増えることなく、かさぶたのような状態になってきています。

でも右肺は相変わらずしぼんだままで、そのせいで肺に送られる空気によどみができて軽い肺炎を起こしてしまいました。

相変わらず咳と痰がつらそうで、こみ上げる吐き気で食欲もあまりありません。

食べないことには貧血が治らないし免疫も下がってしまう。”食べなきゃ”と分かっていても食べられない・・・

放射線治療も全10回のうち半分が終わりました。昨日の診察では今照射しているところの腫瘍がやわらかくなってきているから効果が出ていると診断されました。

肺炎が落着いてくれたら退院です。

今週頭から退院をしたいと願っていた旦那さま。当初2週間くらいの入院と思っていたのがずるずると結局1ヶ月近くなってしまいました。

肺炎と言われたときはかなり凹んでいました。でも放射線の治療効果を聞いて気持を持ち直してきました。

今肺炎は抗生剤を飲んで落着かせようと狙っています。放射線治療は外来でも大丈夫なので、このまま何もおきなければ週末に退院となりそうです。

10月に胸水がたまっていることがわかってから早くも2ヶ月。この間リハビリもままならず体力がかなりおちてしまいました。

でもお腹の子のためにも少しでも体力を戻そうと奮起しないとね。ゆっくり一緒にがんばろうね。

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2006年11月21日 (火曜日)

はや2週間

入院して2週間がたちました。

旦那さまの胸水はおおかた抜かれ、今は経過観察中です。

このまま胸水が溜まらなければ一番いいのですが、もし溜まっていった場合、癒着剤を使うことになります。そうなるとまた高熱、痛みと戦わなければいけません。

金曜日につけていたドレーンを外して、土日は外泊許可をもらって我が家に帰ってきました。そして昨日のレントゲンで先生から、「少し溜まってきてるかも・・・」と残念な言葉。

胸水は全部が全部抜けきれるわけではないらしく、ドレーンを抜いた時点でも少しだけ水が残っているそうです。この水が少しドロドロしてくれるとかさぶたのように自然に癒着してくれるのだそうで、今日の超音波検査と今週のCTで最終的な評価を下し、癒着剤を使用するか決まると言うことでした。

どうにか自然癒着をしてくれるといいのですが・・・もし自然癒着をしてくれたならば、一度退院となります。

ただ、ソケイ部リンパ節の腫瘍が大きくなっていて、これに対しては放射線治療が行われます。今日から10回にわたって放射線治療が始まります。

今の旦那さまは呼吸の苦しさがなくなったものの、胸水を抜いたためか熱が38度後半まであがるようになってしまって、食欲減退により体力がなくなってしまいました。

外泊で家に帰ってきたとき、「久しぶりのシャバだ~」と冗談を言いつつ、久しぶりに湯船にゆっくりつかったものの、お風呂に入るだけでも体力が奪われてあまり動くことができませんでした。

せっかく家に帰ってきたのだから食べたいものを・・・と思ったのですが、食欲はほとんどなく、食べても咳でむせて戻してしまうほどでした。

おじややうどんを用意しても量が食べられないのです。

身体の痛み、熱にじっと耐える旦那さま。この人は本当に大人だな~と感心してしまいます。誰かに八つ当たりするでもなく、一人で戦おうとしているのです。

私は正直旦那さまが入院してからかなり情緒不安定になってしまいました。

不安と恐怖感が押し寄せてくるのです。でもきっと旦那さまにはそれ以上のものがあるでしょう。それは本人にしか分からないほどのものが。

ソケイ部の腫瘍がなぜこの2週間でこんなにも大きくなってしまったのか・・・肺の腫瘍はどうなっているのか・・・

でも今はとにかく体力が元に戻ってくれることを祈るのみです。まずは食欲を戻さないとね。。。

お腹の子は相変わらず元気にお腹を蹴ってきます。

お腹を見ていると外からでもお腹がうねっているのが見て分かるほどです。最近超音波検査で赤ちゃんを見ていなかったのですが、明日久しぶりに会うことができます。

旦那さま、楽しみにしててね。

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2006年11月 9日 (木曜日)

よにんべや?

旦那さまが入院して早くも4日がたちました。

入院した日、翌日はほとんど食べることもできずこのまま弱ってしまうのかと心配しましたが、病院で栄養剤の点滴をしてもらって、朝晩に胸水を抜くことで次第に元気になってきました。

相変わらずヘモグロビンの数値は低いので顔色はあまりよくありませんが、今日はお昼にマクドナルドのハンバーガーを食べるまで回復してきました。

やっぱり病院食が合わないようでどうしても味の濃いものを食べたくなるようです。。。

まだまだ咳と痰が出て、胸水を抜いたためか38度以上の熱も続いています。

それでも入院する前に比べればだいぶ苦しさもなくなったようで安心しています。

さて、「よにんべや」のブログを書く旦那さまは今回の入院では実は個室に入っています。

・・・なぜなら満床だから。

差額なし、もしくは差額が一番低いベッドも一杯でどこにも入れなかったのです。それでも旦那さまの苦しさを早く除くために急遽決まった入院だったので、やむを得ず個室に入りました。

先生、師長さんにベッドが空いたらすぐ移して欲しいと再三お願いして、来週の月曜日に晴れて「よにんべや」に移る予定です。

でもやっぱり個室って快適です。お見舞いに行く私が横になることもできるので、妊婦の私がお昼寝するにも最適で。。。

月曜にベッドを移るのが待ち遠しいような少しもったいないような。。。笑

旦那さまの胸水は順調に少なくなっていっています。

このまま自然癒着して、一日も早く我が家に帰ってきて欲しいです。

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